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【徹底解説】フリーランスが海外移住に向けて準備するべきことを紹介

フランス

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みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。

「オンラインで完結できる仕事をしているフリーランスの人は、世界中どこでも簡単に行って生活ができるよね~。」と思われがちですが、「取引先からの報酬の受け取り方」や「税金関係」など、実際には様々な準備が必要です。

フリーランスにこれからなって海外移住を検討している方や、既にフリーランスで海外移住を検討している方に、フランス在住のフリーランスである私が準備してきたことを紹介していきます。

フリーランスが海外移住に向けての準備、その1「報酬の受け取り方」

日本でフリーランスをしている人は、日本企業から日本の銀行に報酬を振り込んでいただいている場合が多いと思います。

しかし、海外移住する際は基本的に日本の住民票から脱退する「非居住者」になるため、「居住者」向けサービスとなる日本の普通銀行預金口座は使用できなくなります。

そのためフリーランスの方は海外移住が決まる前に、日本の取引先に海外送金などがしてもらえるのか確認する必要があります。

現在は、

・銀行の海外送金サービス
・Paypal(ペイパル)
Wise(Transferwise=トランスファーワイズ)
・電子通貨(ビットコインなど)

などがあります。

⇒ アカウント利用登録無料の「Wise(Transferwise=トランスファーワイズ)」

若しくは日本の銀行で「非居住者」向けのサービスを展開しているところがあるので、そちらを開設しておき、振り込みをしてもらうという方法もあります。

詳しくは「非居住者」向けのサービスを展開する銀行について解説した過去記事をご確認ください。↓

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このようにフリーランスで海外移住する方は、まず取引先に報酬の受け取り方が変更になることを伝えましょう。

まとめ
非居住者として取引先からの報酬の受け取り方を確認
必要であれば銀行の非居住者向けサービスを利用

フリーランスが海外移住に向けての準備、その2「契約の変更」

フリーランスで日本のクラウドソーシングサイトを利用している方は、サイトを介して取引している会社と、契約を変更する必要がでてくる場合があります。

フリーランスで契約は交わしていないという方は、契約していない方は取引方法の変更をすることになります。

日本のクラウドソーシングサイトでは報酬はそのプラットフォームを介して支払われることが大半で、日本の銀行口座やゆうちょ銀行の口座のみ振込先に指定でき、ほとんどが海外の銀行口座などの指定は不可です。

特例でPaypalが使える場合もあります。↓

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そのため、海外移住によってクラウドソーシングサイトでの取引ができないことを取引先に伝え、プラットフォームを介さずに取引ができるか、振込方法を含めて交渉することになります。

まとめ
クラウドソーシングサイトでは銀行振り込み以外指定が不可
クラウドソーシングサイトを利用している場合は契約の変更を
振込方法などを含めて取引先との交渉が必要な場合も

フリーランスが海外移住に向けての準備、その3「報酬の種類の確認」を

フリーランスとして得ている報酬が、どういった種類のものなのか把握できていますか?

これはフリーランスとして海外に行く前に把握しておかないと、後々厄介になるので確認が必要です。

詳しくはこちらの記事で記述していますが、国内源泉所得であれば所得税が課税されるため、出国前に納税管理人の選定を行う必要がでてきます。↓

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出国前にというところがポイントで、これを忘れてしまうと日本に毎回一時帰国して納税することになるので注意しておかなければなりません。

まとめ
フリーランスとしての報酬が国内源泉所得なのか確認を
必要であれば出国前に「納税管理人」の選定を行う

フリーランスが海外移住に向けての準備、その4「移住国で登録」

フリーランスとして海外に移住するのであれば現地国での納税方法も予め調べておく必要があります。

フランスの場合は日本の銀行口座を保持している場合は、日本で収入がある・ないに関わらず当局への申告が義務となっていますし、Auto-entrepreneurなどに登録して業務を行わないと“ブラック”になってしまう可能性があります。

フランス以外の国でも日本の銀行口座を申告するように義務付けているところもあるようなので、是非確認することをおすすめします。

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それから、海外の移住先の国で納税して、更に日本でも納税する場合は二重課税されていることになるので、日本で申告すれば課税の減免・免除のほか、納税してしまった分でも還付請求が可能です。

その方法はこちらを御覧ください。↓

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まとめ
フリーランスとして移住する前に現地国での納税方法を確認
日本の銀行口座の申告が義務なのか国ごとに確認
日本でも納税するなら減免などが受けられるのか把握を

最後に

フリーランスとしてパソコン1台で作業ができる人は、自由に海外に行けるとおもいきや、実際はやるべきことがたくさんあって、結構調べる能力が養われます。

自由であるのは間違いないのですが、その分会社員などと違い、これまで会社が行ってくれていた税関連の業務なども全て1人(税理士などに依頼すれば別ですが)でやることになるので、自由=楽とは言えないなぁと実感しています。

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ただ、その分自分で働く量や時間など全て管理できるので、ある意味では快適に仕事ができます。

もし自身の報酬の種類などが分からない場合は、税理士さんに相談するのもアリです。

私は日本で「税理士ドットコム」を利用していて便利だったので、お悩み・迷いがある方は是非利用してみてください。

それでは、À bientôt!!!

 

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