みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
日本のクラウドソーシングサイトでワーカーとして働く場合、ほぼ全てにサイトで報酬の受け取り・振込先が日本の銀行口座になっています。
しかし、クラウドワークスならPaypalでの報酬受けとりが可能になる場合があります。
海外在住者が日本の銀行口座で報酬を受けとる状況は、かなり面倒なのでPaypalで報酬を受けとって海外の居住国で納税すると良いです。
そういった意味で海外在住者も、将来海外移住を目指していて、まだ仕事が決まっていない方などは、クラウドワークスで仕事を始めて副業・フリーランスデビューをしましょう!
今回は海外からクラウドワークスを利用する方法、そして報酬が発生した際の税金の納め方などを紹介していきます。
海外在住者・海外移住を予定する方はクラウドワークスで受注
数あるクラウドソーシングサイトの中でクラウドワークスが良い点は、クライアントさん(発注者)から源泉徴収をしてもらうか選択でき、報酬を特例でPaypalでも受けとることができることです。
まず海外に長期間いる場合(非居住者)、日本国内で発生した所得には基本的に「国内源泉所得のみ課税」されることになっています。
クラウドワークスではクライアント側に源泉徴収をしてもらうか選択して、源泉徴収をしないように明確に伝えることが可能なため、海外の居住国で税金を納めるだけになり納税面でのややこしさがなくなります。
海外在住者(非居住者)の税金については、下の過去記事で詳しく解説していますので、どうぞ参考にしてください。↓
クラウドワークスなら特例でPaypalに振り込みを依頼することも可能
「あくまでも特例」で必ず可能というわけではありませんが、海外在住者で日本の銀行口座を持っていない場合、クラウドワークスに問い合わせを行い、報酬をPaypalで受けとる設定にしてもらえるか依頼することが可能です。
なぜここまでPaypalで受けとることが良いかと言うと、基本的に海外赴任者などを除いて、日本の普通預金口座などは居住者向けのサービスであるため、非居住者が所有することはできません。(物理的には所有できてしまいますが。)
因みに非居住者向けの銀行口座もありますが、利用するのに色々な条件や制限をクリアする必要があります。↓
Paypalを通じて海外口座で売上として受けとり、海外の居住国で納税を済ませると、非居住者向けの銀行口座開設・維持・利用といった面倒なことが不要になります。
海外移住する予定でクラウドワークスを使うなら「納税管理人の選定」も
クラウドワークスで案件を受注し、その役務が国内源泉所得(発注者が源泉徴収をする)に該当する場合は、海外移住する前に「納税管理人の選定」して、自身の代わりに日本の税務署に所得税を納めてもらう手続きをしておく必要があります。
海外移住をしてからクラウドワークスを利用して源泉徴収がされる仕事を行った場合、「納税管理人の選定」をしていないと、確定申告の際に毎回日本に帰国して自ら納税する必要がでてきます。
「海外からe-Taxを使ってオンラインで確定申告書を提出すればいいじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、マイナンバーカードを持たない非居住者は利用ができません。
「納税管理人の選定」は非居住者になってからでは届け出ができないので、出国前に必ず手続きを済ませておきましょう。
自身の仕事が国内源泉所得にあたるか分からない方は、「税理士ドットコム」で相談してみてください。あなたの地域でぴったりの税理士さんが見つかるはずです。
最後に
上記のような手続きや準備をしっかりとしていれば、海外にいながら日本のクラウドソーシングサイトから仕事を受注して報酬を受けとり、問題なく税金を納めることができます。
クラウドワークスは特例でPaypalでの報酬受けとりができるようですが、他のクラウドソーシングサイトを非居住者用の銀行口座が用意できれば、海外からでも利用が可能です。
以下に利用登録無料のクラウドソーシングサイトを上げておきますので、是非自身に合ったサイトを利用して副業・フリーランスデビューをしてみてください。
誰でも簡単に利用登録ができて、どういった仕事があるのかも確認できるようになります。↓
・クラウドワークス(Crowd Works) |
・複業クラウド(旧:Another works) |
・フリーランススタート(Freelance Start) |
・Bizseek(ビズシーク) |
・Craudiaクラウディア(Claudia) |
どのサイトもそれほど大きな差はありませんが、自身に合ったものを選んで利用してみてください!
それでは、À bientôt!!!