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Auto entrepreneurのCFEの支払い方法などを解説

フランス

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みなさんこんにちは!
Passing Note(パッシングノート)のWataruです。

フランスでAuto entrepreneur(個人事業主)をしていると、さまざまな手紙や通知、メールが届き、見慣れない単語などがあって、どのように対応したら良いのか毎回調べるなんてことがあると思います。

今回はその中の1つであるCEF(Cotisation Foncière des Entreprises)の支払いに関して、オンラインでどのように確認して、支払いを済ませるのかについて紹介していきます。

個人事業開始の2年目以降の年末から翌年始めの期間において、CEF支払うことになるので、新たにAuto entrepreneurとして事業を展開している方で、2年目に急に請求がきたと焦らないように、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。

Auto entrepreneurのCFEとは?

まず、フランスのCotisation Foncière des Entreprises(以下、CFE)について紹介していきます。

よく会社の登録住所を管轄する機関「Centre de Formalités des Entreprises」と、間違えて認識してしまう人もいるようですが、CFEは個人事業として登記している不動産(ビジネスをしている住所・建物)に掛かる税金で、「事業の不動産税」と解釈して良いと思います。

Auto entrepreneurのCEFの事業所登録するのはいつ?

Auto entrepreneurに登録した月から6か月以降に、私には「COTISATION FONCIÈRE DES ENTREPRISES」という書類が届きました。

その年の12月末までに届くとされていますが、フランスの役所仕事なので気長に待ちましょう。(あまりにも遅い場合は、autoentrepreneur.urssaf.frのMon compteにログインして「問い合わせ」からメッセージを送信、若しくは電話で問い合わせると良いかもしれません。)

この書類には「会社(事業)のオフィスはどれくらいの広さですか?」や、「雇用している従業員数はどれくらいですか?」、「障がい者雇用数やインターンの数はどれくらいですか?」、「事業所の住所や情報」などといった記入項目が、4ページ程あるので記入していきます。

個人事業主で従業員を雇用せず、完全に1人で事業展開をしている場合や、自宅のデスクでパソコンを使って仕事をするといった場合には、ほとんど記入することがないのであまり心配はいりません。

自宅住所やSIREN番号などの記入は必要となりますが、ほかは「自宅のこれくらいのスペースを使ってパソコンで仕事をしています」程度の記入になり、記入後は指定の返送住所に書類を送付するのみです。

自宅で仕事をしているからといって、自宅の総面積数を記入する必要はありません。

Auto entrepreneurのCEFの支払い通知が届くのはいつ?

Auto entrepreneurのCEFの支払いですが、事業開始1年目は支払い免除となり、2年目はCFE課税額の50%が請求額として算出されるので、実質2年目までは免除・減額が受けられます。

3年目からは満額の課税額となり、その年の11月頃(人によって月は異なる可能性もあります)に登録しているメールアドレスに、支払いをするページの開設・設定(espace professionnel)や請求額の確認などを催促する通知が届きます。

メールの件名は、「Votre avis de CFE et/ou d’IFER est en ligne sur impots.gouv.fr」といったものになります。

Auto entrepreneurのCEFのプロアカウントを開設

impots.gouv.fr」にアクセスして、右上の「espace professionnel」のアカウントを作成していない方は、そちらをクリック。

それから「Créer de mon espace professionnel」をクリック。↓

メールアドレスやSIREN番号などの入力が完了すると、後日アクティベーションコードが郵送されてくるので、先程のページの「Activer mon espace/mes services」をクリック。↓

アクティベーションコードを入力してやっとプロアカウントの開設が完了します。

アカウントの作成ができたら、「espace professionnel」をクリックして、下の画像にある画面で登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。↓

そうすると、espace professionnelのアカウントページに入るので、右にあるMES SERVICESの項目の1つ「Avis CFE」をクリックします。↓

次の画面では小さく「Accès aux avis de CFE」とあるので、そちらをクリック。↓

 

そうすると、「Tableau des avis d’imposition CFE」のページが開き、左から順に「何年の課税なのか」、「事業所のある住所」、「照会番号」、「納税通知のレビュー」、「納税期限」、「納税金額」が表示されるので、「納税通知のレビュー(Lien vers l’avis)」をクリックします。↓

そうするとその年のCEFの納税額や還付金額などが表示されるので、その金額を納税期限までに支払います。↓

銀行口座から支払いが可能なので、Espace professionnelのホームページ左側のMON ESPACEにある「Gérer les comptes bancaires」に、銀行口座を登録します。↓

Auto entrepreneurとして使用できる銀行口座は、事業登録・立ち上げ時に開設した専用の銀行口座になるので、普通口座は登録しないようにしましょう。

普通口座でも登録はできてしまう場合がありますが、当局が「見落とし」若しくは「見逃してくれている」だけなので注意が必要です。

最後に

Auto entrepreneurの3か月ごとの収入にかかる納税は、「autoentrepreneur.urssaf.fr」で行い、CFEは「impots.gouv.fr」で納税するため、ややこしくて分からないという方は、各地域にあるURSSAFのオフィスに直接出向いて納税処理若しくは説明を受けると良いです。

また、難しくて分からない場合でも各アカウントページの「Message」から、納税方法など各種問い合わせることで、親切にやさしく教えてくれますよ。

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それでは、À bientôt!!!

 

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