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Auto entrepreneur登録後の納税方法や銀行対応などの注意点は?

Auto entrepreneur

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みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです!

以前の記事「Auto entrepreneurとは?フランスで簡単に個人事業を開業!」では、フランスの個人事業主制度の基本的な仕組みや、社会保障、登録方法、銀行開設などについて紹介しました。

Auto entrepreneurとは?フランスで簡単に個人事業を開業!
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今回、そのAuto entrepreneur(オートアントルプルヌール)に登録したあとに届く書類や、具体的な納税方法、銀行対応についてを紹介していきます。

Auto entrepreneurのCFEの支払い方法などを解説
みなさんこんにちは! Passing Note(パッシングノート)のWataruです。 フランスでAuto entrepreneur(個人事業主)をしていると、さまざまな手紙や通知、メールが届き、見慣れない単語などがあって、どのように対応し...

この制度は、個人事業主になってみないと分からないことも多いので、是非とも参考にしてみてくださいね!

事業主に届く「COTISATION FONCIÈRE DES ENTREPRISES」

私もこれは郵送されてきて驚きましたが、Auto entrepreneurに登録したあと6か月以降(フランスなので、もっと早かったり、遅かったりします)に、「COTISATION FONCIÈRE DES ENTREPRISES」という書類が届きます。

これは事業者届のようなもので、「あなたの会社(事業)のオフィスはどれくらいの広さですか?」や、「雇用している従業員数はどれくらいですか?」、「障がい者雇用数やインターン数は?」、「事業所の住所や情報」などといった項目が、4ページ程にわたってあるので記入していきます。

個人事業主で全く誰の協力も得ずに、1人で事業をやっている場合はほぼ書くことはありません。

Auto entrepreneurのサイト「Auto entrepreneur Un service des URSSAF」で登録した際の情報や、SIRENという登録番号の確認、前年の収益を記入するくらいです。

(画像はAuto entrepreneur Un service des URSSAF ホームページより)

納税はAuto entrepreneurのサイトで金額を入力

納税は上記のサイトのマイアカウント(Mon compte)から、1か月若しくは3か月ごとの申告が選択できるので、該当する月の1日から31日までに、自身が選択している納税期間1か月分・3か月分の収入を入力します。

『例:3か月の場合
10月に申告→7月・8月・9月分の収入を入力→表示された納税金額を支払い』
という流れになります。これを1か月・3か月の周期で繰り返していきます。

入力後は自動で税金が算出されるので、それをクレジットカード、又は登録している銀行口座からの引き落としどちらかを選択して支払います。

もちろん収入が0(ゼロ)だった場合は、全て数字を0と記入しても良いです。忘れてならないのは、0だったからといって申告が不要という訳ではないということです。

ここで申告をしないと0であっても申告漏れ扱いとなり、追徴金や罰金などが科せられる可能性があります。

(画像はAuto entrepreneur Un service des URSSAFより)

また、様々な理由によってオンラインで納税ができないこともあります。

その場合の対処法はこちらの記事で解説しています。↓

Auto-entrepreneurでオンライン納税ができない場合の対処法
みなさんこんにちは! Passing NoteのWataruです。 フランスでAuto-entrepreneur(個人事業主/Micro-entrepreneur)をしていると、「1か月ごと」若しくは「3か月ごと」のどちらかを選んで納税をす...

毎年1回の「確定申告書」でも申告が必要

Auto entrepreneurだからといって、毎年1回の国民のほとんどが行う「確定申告」を忘れてはいけません。フランスでは1年間全く収入がなくても、ほとんどの人が「確定申告書」に年間収入を書く義務があります。

この場合も、収入が0でも0と記入し提出しなくてはなりません。

Auto entrepreneurは定期的にオンラインで収入を申告していますが、確定申告書の提出も忘れないようにしましょう。

開業初期の頃の銀行対応は必須!口座凍結・停止に注意!

開業後すぐに仕事があり、収入が一定数ある場合は問題ありませんが、なかなか顧客が獲得できないと数か月間は0ユーロということもあります。

収入を0ユーロと申告できるため、Auto entrepreneurとしては問題はないのですが、銀行としては「専用口座を開設しておきながら、この人お金が全く動いていないぞ??」と思う訳です。

そういった場合に、銀行から電話が掛かってきて理由を聞かれ、事情を説明しておけばそのまま維持してもらえます。

しかし、電話を無視していたり、うまく説明できないと銀行口座を凍結・停止されてしまう可能性もあるので、しっかりと電話対応、又は窓口で説明しておいたほうが良いです。

特に外国人であると、良からぬビジネスに使っているのではないかなど、疑われるリスクが高まりますので注意が必要です。

外国人がフランスのAuto entrepreneurになる方法
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最後に

Auto entrepreneurとしてフランス国内で得た収入に関しては、フランスに納税しますが、もしそれが日本側の企業や個人との取引だった場合、必ずしもフランスへ納税することが正解とは言えません。

それは日本で引かれる源泉徴収があるからです。そういったこともご確認していただき、納税することをオススメします!詳しくは、「「非居住者」が日本から得る報酬 納税する国はどこ??」をご覧ください。

「非居住者」が日本から得る報酬 納税するべき国はどこか解説
Bonjourこんにちは! Passing Note(パッシングノート)のWataruです! 日本から1年以上離れて海外に行くことになると、「非居住者」になる手続きをすると思います。(中にはしない人もいますが) 「非居住者」になった場合、フ...

また、Auto entrepreneurに関して、新しい発見などがあれば紹介していきますね!

日本でフリーランスになって海外へ移住したい方などはこちらの記事もご覧ください↓

フリーランス・副業の始め方、おすすめ受注サイトも紹介!
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それでは、À bientôt!!!

 

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