みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
海外在住者で日本のものを買う場合は、日本の商品を代理で購入してくれるサービス「ゼンマーケット」や「Buyee」、海外配送サービスの「楽天グローバルエクスプレス」などを利用する方が多いと思います。
また、日本にいる家族や友人などから郵便局で国際郵便を送ってもらう方もいますよね。
そういった際に内容物と送料などを合わせた金額によっては関税がかかってきます。
今回は日本国内、そして海外で関税がかかる荷物を受けとる流れと、注意点などについて解説していきます。
関税のかかる荷物の受けとり方と支払い方法などの注意点
まず海外在住者が日本の上記のサービスなどを利用したり、日本の家族や友人に国際郵便を送ってもらったりした場合の話をしていきます。
関税がかかる荷物だった場合は、主に以下の2つの方法で関税を支払い荷物を受けとることになります。
2. 現地の郵便局から手渡しで荷物を受けとる際に、郵便配達員に所定の関税を支払う。
上記の流れで、あまり難しい手続きなどはないのですが、1つ注意点があります。
海外では稀に、関税の支払いを催促するテキストメッセージやEメールが届くことがあります。
これは、個人の情報が漏れて、国際郵便が届いた方に対し詐欺行為をする人がいて、「関税を支払う必要があるため、このメッセージのリンクからクレジットカードを登録して、支払いを済ませてください。支払いが確認でき次第空港から発送が開始されます。」といった内容のメールなどが届いている可能性があります。
この国際郵便の到着を待つ人がタイミング的にもぴったりなので、疑いもなくクレジットカードを登録して支払いをするケースもあるのですが、これは詐欺で全く関係ない場合もあります。
なのでテキストメッセージやEメールなどで関税の支払いの催促がきた場合は、念入りに確認をしてから手続きをするようにしましょう。
私の経験上、海外(フランス・イタリア・アメリカ)では郵便配達員に支払いを行うことが多かった記憶があります。
必要であれば関税のかかる荷物の受けとり拒否も可能
関税のかかる国際郵便などの荷物と言っても、関税の計算というのは少しややこしくて、受けとるまでいくらになるのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
実際は過去記事で関税の計算方法などを簡単に紹介しているので、ご参考にしていただきたいのですが、それでも計算ミスなどで受けとる際に、関税がかなりの金額になることもあるかもしれません。↓
そういった場合は関税のかかる荷物の受けとりを拒否することも可能です。
郵便配達員の方に、「予想以上に関税が高すぎるので受けとりを拒否します(受けとりません)。」と伝えることで持って帰ってもらえます。
しかし一方で、発送主や受けとり主の都合で受取拒否などをした場合、返送にかかった送料が発送主若しくは受けとり主に請求される場合があるので注意が必要です。
仮に郵便局側の不備などがあって返送になった場合でも、その有無の判断は難しいため、返送にかかる送料を支払わなければならないと思っていたほうが良いでしょう。
因みに私はこちら側の都合で、2度受けとり拒否をしたのですが、1度目は返送料の支払いを発送側がして、2度目は支払いがなかったので、担当者次第という可能性もあります。
どちらにしても関税はある程度かかるものだと覚悟をして、国際郵便の発送・受けとりをすると良いですね。
最後に
関税の計算はややこしくて苦手という方には、「Amazon Global(アマゾングローバル)」というAmazonが提供している海外配送サービスがあります。↓
Amazon Globalの場合は決済の際に、輸入関税の支払いを事前に行うので安心して荷物を受けとることが可能です。
Amazonのサイトから海外の住所を入力して、自身で注文することもできるので、日本にいてショッピングをしている感覚でAmazon Japanの商品が手に入ります。
是非利用してみてください。
それでは、À bientôt!!!