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シェンゲン協定加盟国への入国時は必ず入国スタンプの押印を

フランス

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みなさんこんにちは!
Passing Note(パッシングノート)のWataruです。

シェンゲン加盟国というと入国してしまえば、パスポートの提示をせずに加盟国間を自由に行き来できると思いがちですが、さまざまなルールがあり知らずに行動していると身柄を拘束されたり、強制帰国させられたりするので注意が必要です。

今回は車や電車などによる陸路や飛行機による空路で、シェンゲン協定加盟国に入国する際は、入国スタンプをもらっておいたほうが良いという話と、その理由などを説明していきます。

シェンゲン協定加盟国への入国時は入国スタンプをもらう

シェンゲン協定加盟国間を移動する際には、ほかの国から国へ国境を跨ぐ場合とは異なり、厳格な出国審査や入国審査がありません。

特にヨーロッパは陸続きとなっているため、車でスルリと国境を越えることができるので、国境付近で国境警備隊や入国審査官にパスポートを見せる機会も少なくなります。

そのため自由に行き来できていると思っている方が多いのも事実です。

確かに、一度入国すればスムーズに国境を越えられますが、シェンゲン加盟国へ入国した際に、入国スタンプをもらっていないと大きな問題が生じることがあります。

シェンゲン協定加盟国の入国スタンプがないと勾留される可能性も

旅行をしていてパスポートを海外の現地国の入国審査時に提示し、入国スタンプを押してもらいますが、入国スタンプを「押さない」若しくは「押すことを忘れる」入国審査官がいます。

それでもシェンゲン加盟国には入国はできますが、仮に警察などにパスポートの提示を求められたり、国境を越える際のパスポートコントロールにおいて、入国スタンプがないと発覚したりした場合は、不法入国・不法滞在などを疑われ、事実確認まで勾留される可能性もあります。

最悪の場合は刑事罰や強制帰国などの対象に

シェンゲン加盟国に入国するとき、厳密に言えばEU(シェンゲン加盟国=EUでは)においては「EU規則」というルールがあり、入国時にパスポートへの押印が義務付けられています。

そのためこの規則に違反すると罰則を受ける可能性があり、不法入国など悪意があると判断された場合は、刑事罰を科せられたり、強制帰国させられたりする可能性があります。

パスポートに押印されていない場合は、出入国記録を調べて正規のルート(空路や陸路の正しい入国方法)で入国したかが確認されることとなります。

しかし、仮に何かの手違いでこの出入国記録がなく、どのようなルートで入国したのか現地当局が確認ができないとなると、一層不法入国などが疑われ、不利な立場に追い込まれます。

そのため入国時に審査官が入国スタンプを押さないことがあったら、「入国スタンプを押してください」とお願いしてでも押してもらいましょう。

最後に

このようにシェンゲン加盟国間ではビザがなくとも、快適な旅や移動ができると思いがちですが、さまざまなルールなどが存在しています。

過去にも可能な滞在日数についてや、EUに入る際のルールの変更についても執筆していますので、是非確認・参考にしていただけますと幸いです。↓

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それでは、À bientôt!!!

 

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