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ヨーロッパのLCC「ライアンエアー」の予約方法や荷物などについて解説

海外旅行

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ヨーロッパのいずれかの国がシェンゲン加盟国間であれば、入国後に各国をある程度自由に移動することが可能です。その際にはやっぱりできる限り旅費を安く抑えたいですよね。

そういったときに使えるのがヨーロッパのLCC(格安航空会社=ローコストキャリア)であるライアンエアー(Ryanair)で、片道航空券が最安2,000円台(1ユーロ約160円換算)から購入できます(キャンペーン期間や時期によって価格が変動)。

日本人の感覚では海外旅行のための往復航空券が4,000円台からと聞くと夢のようですが、ヨーロッパのLCCではそれが当たり前のようになっているのです。

ヨーロッパのLCC「イージージェット」の予約方法や荷物などについて解説
日本の空港でもさまざまなLCC(格安航空会社=ローコストキャリア)が運航していますが、ヨーロッパ各国を飛び回るLCCであるイージージェット(easyJet)も侮れません。 むしろ日本の片道航空会社のイメージを更にしのぐ安さで、時期を選んだり...

ちなみに、個人的に何度も利用しましたがスタッフの対応やチェックインカウンターでの手続き、機内の雰囲気は海外の大手航空会社が運航している国内線とあまり変わりなく、みなさんがよく気にされる安全面に関しても問題ありませんでした。(利用回数は合計10回を超えますが、危険だと感じたことは1度もなかったです。)

今回はヨーロッパのLCC・ライアンエアーの予約方法や座席指定方法、受託手荷物、追加荷物の設定、更にはチェックイン時の注意点などを徹底解説していきます。

Ryanairのホームページは基本的に外国語のサイトになっているので利用が敬遠されがちです。これはなかなか知られていないのですが、

では日本語表示となっているほか、ヨーロッパのLCCや格安高速バス・電車などの予約をワンストップで比較・購入することが可能です。

もちろんライアンエアーの航空券も検索可能ですので、英語をはじめ外国語が苦手な方などは是非利用して、お得な旅を経験してみてください。

ヨーロッパのLCC・ライアンエアーの航路検索や予約方法を紹介

「ライアンエアー」の予約方法は至って簡単で、出発地と目的地が決まっている場合は旅行会社や航空会社のサイト同様、以下の画像に示した検索窓に入力して検索し、出発時間などを選んで決定するのみとなります。↓

その一方で、ただ単に「せっかくヨーロッパにきたのだからどこかへ旅行したいな」と思っている方は、サイト右上のメニューにある「Plan」をクリック。↓

そうすると以下の「Destinations」という項目があるので、クリックするとライアンエアーが就航している空港がある国と都市・町の名前が一覧で表示されます。↓

ただこれではどこの空港からどこの国に行けるのかは明確に分からないため、それを解決するためのおすすめな方法は、先ほどのサイト右上のメニューにある「Plan」のページにある「Route Map」を確認することです。↓

「Route Map」では以下の画像のように、出発地(都市・町)の名前を入力するだけで、その空港からどこの国(都市・町)へ行けるのかが黄色い丸で表示され、それを押すことで航路と航空券代を確認できます。↓

ヨーロッパのLCC・ライアンエアーをより安く利用する方法はコレ!

続いてヨーロッパのLCC・ライアンエアーの予約方法の説明を交えながら、より安く利用する方法も紹介していきます。

海外旅行などのように旅程が柔軟に決められるときは、先ほどの検索窓で検索したあと、次に表示されるページで一番安い日程で往路・復路を選ぶと良いです。

フランスのパリ・ボーヴェ(Paris Beauvais)からイギリスのスコットランド・エディンバラ(Édimbourg)へ向かうフライトを例に挙げると、往路2月13日、復路2月17日のいずれも料金が14,99ユーロで、他の日付を選択するよりも格安になっています。

これを仮に復路を2月16日にすると49.60ユーロになり、約6,000円も高くなってしまうのです。

こういったことから出発地と目的地や往路と復路の日付などをうまく変更・組み合わせて、より安いフライトを選択することをおすすめします。

私はライアンエアーのキャンペーン・セール期間に往路と復路で航空券が一番安い日付を選んだことで、何度も約2,000円で往復航空券が購入でき、ヨーロッパ各国を旅行しました。

ヨーロッパ旅行をする際に、時間や日程に余裕のある方は試してみてください。

ライアンエアーの受託手荷物のサイズや追加料金などについて解説

次に気になる受託手荷物ですが、先ほどの往復航空券の選択が終わるとオプション(航空券プラン)の画面になります。

BASIC」と「REGULAR」、「PLUS」、「FLEXI PLUS」と左から順に機内持ち込み荷物などの条件が良くなっていきますが、「REGULAR」以降のオプションでは追加料金が発生します。以下、それぞれのオプション内容を挙げています。↓

【BASIC】
追加料金なし
「機内持ち込み荷物」
小さな荷物1個(以下のサイズのいずれか)
1. 横25センチ×高さ40センチ×奥行20センチ以内のバックパック
2. 横40センチ×高さ25センチ×奥行20センチ以内のハンドバッグ
3. 横40センチ×高さ25センチ×奥行20センチ以内のラップトップバッグ
機内持ち込み荷物は1から3のいずれか1つで、座席前の下のスペースに収納できることが条件
【REGULAR】
追加料金23ユーロ
「機内持ち込み荷物」
BASICの小さな荷物1個に加え、頭上の荷物入れに入る10キロまでの手荷物(横55センチ×高さ40センチ×奥行20センチまでの荷物)
座席位置の事前予約
優先搭乗
【PLUS】
追加料金29.49ユーロ
小さな荷物1個
座席位置の事前予約
20キロ以内の受託手荷物=預け荷物(サイズは横120センチ×高さ120センチ×奥行80センチまで)
情報登録を含めたチェックインを、空港チェックインカウンターにおいて無料で実施(フライト出発時間の40分前まで)
【FLEXI PLUS】
追加料金79.07ユーロ
「REGULAR」と「PLUS」の条件を全て含んだ上で、以下も追加
保安検査場の優先通過
フライトの変更無料
空港カウンターでは出発の40分前まで、コンタクトセンターでは出発の1時間前までの無料変更が可能で、元のフライトより高いものへ変更する場合は料金の差額を支払う

上記のように追加料金29.49ユーロがかかるものの「PLUS」を選択することで、LCCのライアンエアーであっても大手航空会社と同様、手荷物と預け荷物の両方が認められます。

手荷物がバックパック(リュック)だけで収まる場合は、オプション料金がかからない「BACIC」だけで旅行ができるので、短期間の旅行で衣服などがあまり必要ない場合はおすすめです。

ライアンエアーで機内持ち込み荷物や受託手荷物のみ追加する方法

前述の各オプションがある一方で、機内持ち込み荷物や受託手荷物のみを追加したい場合は、座席選択画面の次のページで選択することが可能です。

 

BASICの小さな荷物1個に、頭上の荷物入れに入る10キロまでの手荷物(横55センチ×高さ40センチ×奥行20センチまでのサイズ)のみを追加する場合は、以下の画像にある通り14.50ユーロで、「PLUS(追加料金29.49ユーロ)」にアップグレードするよりは安く済みます。↓

【機内持ち込み荷物のみを追加(1個あたり)】
頭上の荷物入れに入る10キロまでの荷物(横55センチ×高さ40センチ×奥行20センチまで)

同じページの下方へ進むと受託手荷物の追加項目がありますので、必要に応じて選択が可能です。↓

【受託手荷物の追加(1個あたり)】
10キロ以内の受託手荷物(預け荷物、横55センチ×高さ40センチ×奥行20センチまで)のみを追加する場合は、16.98ユーロから。
20キロ以内の受託手荷物(横120センチ×高さ120センチ×奥行80センチまで)のみを追加する場合は、21.49ユーロから。

この追加荷物の金額はオンライン上で事前に手続きしたときのもので、搭乗前に空港のチェックインカウンターで頼むと、料金が跳ね上がる可能性が高いことに注意が必要です。

ライアンエアーで航空券を予約するときの注意点

まず、ライアンエアーで航空券を予約するときの流れでは往復(片道)航空券を選び、オプションを選ぶと座席指定のページが表示されますがBASICでは指定するだけで料金がかかってしまいます。

そのため、お子さんがいる家族旅行や友達と旅行していて必ず両隣になりたい場合などを除き、以下の画像のボタンをクリックしておくことで、無料でランダムの座席が割り振られることを覚えておきましょう。↓

座席指定のページが表示されて「必ず指定しなくちゃいけないのか」と思って、先走ってしまうと、料金が上乗せされてしまいます。

次に、オンラインチェックインしなければ空港のチェックインカウンターでの手続きにかかる追加料金が求められます。

オンラインチェックインだけで最大55ユーロかかるほか、空港のチェックインカウンターでの座席指定も最大33ユーロ。楽器などの大きな荷物がある場合は最大75ユーロなどとなり、全てが重なるとかなりの金額になるため注意が必要です。

また、ライアンエアーではオンラインチェックインを済ませると、QRコード付きの搭乗券が発行されるため、これを印刷して紙若しくは専用のアプリで提示できる状態にしておく必要があります。

搭乗券が提示できない場合は再発行手数料として20ユーロが請求されることになります。

このように全てにおいて手数料がかかってくるので、必ずオンラインで全ての手続きなどを済ませておくと良いです。

更にライアンエアーは利便性が高いもののあくまでもヨーロッパのLCCであり、欠航や遅延する確率はほかの航空会社と比べて高いと言われています(実際に私も利用してみて同じことを感じました)。

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そのためライアンエアーを乗り継ぎ便までの飛行機として予約したり、時間に余裕のないときに利用するのは避けるべきです。

こういったことを全てクリアできれば、かなり安くヨーロッパの旅ができると断言できます。

ヨーロッパのLCCなら「ライアンエアー」と「イージージェット」!
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ここまでの解説でそれでも「難しいな」、「面倒くさそうだな」と感じる人は、日本語で検索・スムーズな予約が可能な

の利用がおすすめです。

ヨーロッパではバスや鉄道もうまく検索・予約できれば、安く旅ができるので活用しない選択肢はありません。

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