1歳になった息子が、やっと保育園「La crèche(クレッシュ)」に通うことになりました。
今回は、日本とは少し違う?フランスの保育園・幼稚園の仕組みについて紹介していきます。
「La micro-crèche」に通うことに!
まずフランスでは、共働きの夫婦が多いため、生後3か月頃から子どもを保育園に預けて、女性は職場復帰することが多いです。
「La crèche」が通常の人数を預かる保育園、「La micro-crèche」が少人数を預かる託児所のようなところ、自宅で乳児を預かる保母さん「assistante maternelle(nounou)」など、預けられる形態は様々で、それぞれの家庭の事情や、住んでいる地域、経済状況などを考慮して選びます。
うちは、家からすぐ歩いて10分ほどで近いということや、少人数でしっかりみてもらえるかなと考え、「La micro-crèche」に預けることにしました。
ちょうど、空きがあったというのが大きな理由ですけどね。
フランスでも保育園の定員が一杯で、待たないと預けられないこともあります。これは日本も同じですかね。
保育園まではCAF(家族手当金庫)からの手当も!
フランスの保育園の費用は、以前Passing Noteの記事「フランスの出産一時金や育児手当について 世帯収入や子どもの数で変わる?!」や、「外国人留学生でも支給?!フランスの住居手当(Allocations Logement)」で紹介した「CAF(Caisse d’Allocation Familiales=家族手当金庫)」から、支援金が支給されます。
ブラックでやっている人も多いと言われる「assistante maternelle(nounou)」でも、公式にしっかりやっている人に頼むと、その費用の一部がCAFから戻ってきます。
CAFからのお金がいくら戻ってくるのかは、その家庭の状況や世帯収入などによって異なるので、目安とはなりますがCAFのシュミレーターでご確認ください。
フランスではしっかりと学ぶ!小学校へスムーズに入学
3歳になると「幼稚園(école maternelle)」に入り、小学校へスムーズに入学できるようなカリキュラムで、子どもが学んでいくことになります。フランス語のアルファベットのようなもの「アルファべ」や「ブロック体」、そして「筆記体」を習うことなどが、その一例です。
地域にもよりますが、公立・私立ともに幼稚園は非常に多くあり、公立の幼稚園であれば費用は無料となります。
幼稚園が義務教育に?!フランス政府が発表!
今までフランスでは日本と同様、義務教育を6歳からでした。しかし、2019年秋から義務教育を6歳から3歳に引き下げると、フランス政府が発表したことで、ヨーロッパ各国と比べ、最も低い年齢から義務教育が始まる国になります。
3歳から16歳までが義務教育で学校費用が無料。一部大学も無料で通うことができます。
フランスは日本より消費税などが高いですが、教育分野などに還元されている点は良いところです。
最後に
子どもが保育園に入ることで、親として色々と気づくことや、学ぶことも多いので、今後もそういったことを発信していけたらと思っています。
赤ちゃん(乳幼児)の靴選びに関しての記事もありますので是非ご覧ください!↓
こういったフランスと日本の違いも引き続き紹介していきます。
それではÀ bientôt!