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海外在住子女の義務教育教科書の無償配布を受ける条件や申請方法を紹介

子育て

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みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。

グローバル化が進む昨今、海外出張や転勤、移住などなど、海外在住の日本人も増え、海外子女も必然的に増えていくことが予想されます。

各国からいずれ日本に帰国する予定がある場合に、ある条件を満たす海外在住の義務教育学齢期の子女は、日本の義務教育課程で使用される教科書の無償配布を受けることができるのです。

日本への一時帰国で小学校の体験入学もできるので、それを検討している方は教科書をいただいておくと良いです。

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今回はその条件や申請方法などを紹介していきます。フランスをメインに説明していきますが、海外在住で小さなお子さんがいて帰国を検討されている方や、既に日本の義務教育学齢期のお子さんを持つ方にも参考になるかと思います。

義務教育教科書の無償配布が受けられる条件は?

フランスで、在フランス日本国大使館や在マルセイユ日本国総領事館などにお住いの地域の各在外公館に「在留届」を提出している方で、もちろん日本の国籍を持っていて、「長期滞在中の子女」若しくは、「永住者で将来日本に帰国又は進学する意思を有する子女」であることが、義務教育教科書の無償配布が受けられる条件です。

日本人学校又は補習授業校などに在籍していて、そこで一括申し込みをしてもらえる場合は、個人で申請する必要はありません。

フランスで一括申請してもらえる対象校は以下となります。

・パリ日本人学校
・パリ補習授業校
・ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ補習授業校
・エベイユ学園日本語補習授業校
・サンジェルマン・アン・レイ日本語補習授業校
・レンヌ日本語補習校
・ボルドー日本語補習校
・トゥレーヌ日本語補習校
・ノール=パ・ド・カレー日本語補習校
・ディジョン日本語補習校

注意が必要なのは、義務教育学齢期で小学1年生の場合は1年生の教科書のみが配布され、2年生や3年生の教科書は申請も受け取りも不可である点です。

各国の日本国大使館や総領事館で申し込みを!

希望者は上記の通り、「在留届」を提出している在外公館に申し込むことになります。「教科書配布新規申込書」を、窓口若しくはWEBサイトからダウンロードして、必要事項を記入して、窓口若しくはメール添付して提出します。

小学生の場合、前期分の申請期間は新年度前の9月から10月頃、後期分の申請時期は3月から4月頃。

中学生の場合は前期・後期と分けられておらず、年に1回のみの配布で、申請期間が新年度前の9月から10月頃となっています。

申請期間は「必ずこの日!この月」とは言えず、変動することもあるので、希望する方はWEBサイトの定期的なチェックをオススメします!

受け取りは窓口&郵送が可能!「教科書受領票」を忘れずに

申請した教科書が在外公館で準備できた際に、申請時に記入したメールアドレスとWEBサイトにて配布期間が知らされます。窓口で直接受け取れるほか、送料は負担となるものの、郵送での受け取りも可能です。

また、受け取りには、必要事項を記入した「教科書受領票」の提出が必要です。窓口で当該書類を準備するか、ダウンロードをして準備をしておきます。

代理人による受け取りも可能ですが、その際も海外子女の保護者が直接記入した「教科書受領票」が必要になります。郵送で受け取った方は、同封の「教科書受領票」を、郵送若しくはメールで送付します。

配布期間中に受け取りのなかった場合は、次回の教科書配布の対象外になることがあるようです。しっかりとした理由があるときは、各在外公館(在フランス日本国大使館や在マルセイユ日本国総領事館)などに、電話で説明・相談をすると、何らかの対応をしてもらえることもあります。私の印象では、みなさん優しい方ばかりなので、しっかりとお話をしてみると良いです!

今後日本から海外へ渡航する人の教科書の受取方法は?

日本で義務教育学齢期で学校に通っていて、海外に渡航する予定があり、日本の教科書を受け取りたいときには、公益財団法人 海外子女教育振興財団(以下、JOES)に申請することができます。

海外出国学齢児童生徒用教科書給与申請書」に必要事項を記入して、JOESに提出。受け取り時には、現在通学中の学校から発行してもらえる「教科書給与証明書」と「印鑑」が必要となります。こちらも、窓口若しくは郵送での受け取りが可能です。

郵送の場合はJOESに、「教科書給与証明書」と「海外出国学齢児童生徒用教科書給与申請書」、「送料手数料」を郵送する必要があります。更に詳しく知りたい方は、是非「日本の教科書の無償配付・出国前の方」をチェックしてみてくださいね!

最後に

海外にいながら、そして日本から出国する際に、無償で日本の教科書が受け取れるのは、他国と比べても非常に珍しいことです。

海外で子どもを育てる身として、日本の教科書が無償でいただけるのは、子どもの将来・可能性を広げるのにとても助かります。子女をお持ちのみなさんも是非ご活用ください。

それでは、À bientôt!

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