みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
フリーランスになると、これまで会社がやっていてくれたことを全て自分1人でやらなければならなくなるため、「よしやるぞ!」という一歩が踏み出せない方も多いかと思います。
仕事は結構スムーズにいただけたものの、確定申告のやり方は学校などで教わるものでもないのでそれを恐れてしまう人が一定数いるのも事実です。
今回は、フリーランスの確定申告が本当に誰でも簡単にできてしまう方法や、「白色申告・青色申告」の違いなどについて「難しいことは省いて」解説していきます。
フリーランスの確定申告を簡単にする方法
まずフリーランスの確定申告の方法を調べると、「白色申告・青色申告」など色々難しい書類などについて解説するサイトが多くでてきますが、最初に覚えておくと良いのは以下のポイントです。
・フリーランスでも白色申告が可能
・簡単な記帳でOK(所得などを入力する家計簿的な感じです)
・青色申告にある特別控除は受けられない
・「開業届」と「青色申告承認申請書」の提出で青色申告が可能
・10万円控除と65万円控除がある
・配偶者は最高86万円、15歳以上の親族は最高50万円を必要経費にできる
・10万円控除の場合は簡易簿記
・65万円控除の場合は複式簿記
とほかにも色々ありますが、最初に覚えておくべき大きなポイントはこれくらいです。
因みに開業書類を無料かつオンラインで作成できるサービスに「開業freee」というものもあります。
簡単と言ったのに、ここにリストアップした項目の中にも難しい言葉と感じてしまうものがあるかもしれません。
後々は税金対策などの面でもある程度は理解したほうが良いですが、最初の走り出しは「こういったものがあるよ」という感じで認識しておき、頭に入れておくだけで大丈夫です。
その理由は「freee」という自動化ツールを使ってしまえば、ほとんど自動で済んでしまうからです。
「freee」については詳しく後述していきます。
青色申告の難しさは「複式帳簿」にあり
フリーランスの確定申告の方法を調べていて、まずつまずくところが申告書の種類の次に、「帳簿」が挙げられると思います。
「白色申告」の「簡易帳簿」は収入や経費などを記入するだけで家計簿をつけるほど簡単にできてしまうので、税控除や会計などが苦手な方が使うと考えればOKです。
一方で「青色申告」にある「複式帳簿」では、所得が発生した取引に関して正規の簿記の原則「複式帳簿」で記帳して、損益計算書などを作成しなければならないとされています。
「所得に関する取引を細かく明確に記して記録しておき、損益なども正確に計算しておいてくださいね。」ということですが、実際にどうしたら良いのか全くと言って分からない人もいると思います。
「青色申告」の難しいところ、言い換えるならフリーランスの確定申告で難しいところは「複式帳簿」をつけることです。
これらは少し勉強したらできるものですが、実際はパッとできるならそうしたいですよね。
「帳簿」から「確定申告書」の発行までをほとんど自動化
フリーランスに成り立てで所得がそれほどない時期は「白色申告」でも問題ないですが、所得が多くなったり、損益が多くなる場合は控除額が大きい「青色申告」をしたいですよね。
そうなったときに誰でも、そして「複式帳簿」であっても簡単に作成できてしまうツールに「freee」という会計ソフトがあります。
日付・勘定科目・金額などを家計簿感覚で入力すれば、「複式簿記」の形に自動で変換してくれるので、「簿記」を勉強する必要もありません。
もちろん「白色申告」の作成にも対応していますし、青色申告に必要な「開業届」も作成可能です。
「電子申告(e-Tax)」の準備のナビゲートも
フリーランスの確定申告書が完成したら、次は「電子申告(e-Tax = イータックス)」を利用することで、税務署に行かずに申告書が提出できるほか、控除額を更に増やすことができます。
・「電子申告(e-Tax)」で税務署に行かずにパソコン1台で確定申告が完結
・2020年分の確定申告から「電子申告(e-Tax)」で控除額が10万円上乗せに
「freee」には無料の「freee電子申告開始ナビ」というものがあり、「電子申告(e-Tax)」の利用開始までの準備をナビゲートしてくれます。利用のために準備が必要ですが控除額も上乗せされますし、自宅でパソコン1台あれば納税が完結させられるので個人的にはおすすめです。
最後に
「フリーランスの確定申告をする方法」と聞くだけでも難しいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際にツールやサービスなどを利用すると簡単にそしてほぼ自動でできてしまいます。
「フリーランス・副業を始める方法」、「仕事をいただく方法」、そして「副業の確定申告方法」ついても記事で紹介していますので是非ご覧ください。↓
フランスで個人事業主登録する方法も解説しています。↓
また、多くの人が「税理士さん」は年契約などの長期契約で、仕事をお願いしているイメージを持たれていますが、単発で確定申告をお願いすることもできるので、帳簿などになれてきたら税理士さんに確定申告をお願いする方法でも良いですね。
それでは、À bientôt!