みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
新型コロナウイルスの影響などもあり、企業が就業時間を減らしたり、勤務日数を減らしたりして人件費を削減する動きがでてきています。
こういったことから時間が余ったり経済的な理由があったりして、副業を始める人が増加しているとも言われています。
でも、会社員やアルバイトなどで今までは会社が代わりに納税の手続きをしてくれていたため、【個人で確定申告をする】となると「学校でも教えてもらったことないし、すっごく難しそう・・・」と感じる人もいるかと思います。
でも大丈夫です。簿記や納税の知識がなくても、質問事項の選択などをするだけでほとんど自動で確定申告の書類が作成できるサービス「freee」があります。
私は現在フランス在住ですが、日本では本業+副業 ⇒ フリーランス ⇒ フランス在住フリーランスになった経験から「副業ではいくらから確定申告が必要なのか」、そして上記のサービスを使って「簡単に確定申告をする方法」を紹介していきます。
副業の確定申告の方法が分からなくても大丈夫!
今まで会社が年末調整などをしてくれていたし、急に確定申告を個人でやるとなっても全く分からないという人は少なくないはずです。
「副業の確定申告の方法」とネット検索したら開設が色々でてきますが、白色申告やら青色申告・・・など難しそうな言葉が多くあって困りますよね。
本格的に副業、そこからフリーランスを目指すほど稼げるようになったら、納税の仕組みをしっかりと理解して、確定申告の方法も完全に把握すると良いですが、確定申告の知識がないことで副業を始めるのを躊躇する必要はないです。
■まず初めに覚えておけば良いポイントは、
・本業+副業がセミナー講演料やアフリエイトなどの場合 ⇒ 「雑所得」
・雑所得から経費を差し引いた「所得」が20万円以上
となります。
雑所得はそのお金を得るために必要となった費用(経費)を差し引くことができるので、それらを差し引いた金額が20万円以上だった場合に課税対象となります。
また、「住民税」に関しては20万円以上・20万円以下などといった基準はなく、全所得を基に計算されるため、所得がいくらであっても住民税の申告は必要となります。
申告することで住民税が高くなるんじゃないかと思う人がいるかもしれませんが、申告することで安くなることもあるので必ず申告しておきましょう。
と、これだけ覚えておけばまずは大丈夫です。
確定申告は税務署に行かなくてもパソコン1台あれば自動で完結
副業を始めて所得が20万円以上になるなと予測ができたのなら、まず「freee」を利用します。
簡単に言うと「給与所得」と「雑所得」では「青色申告」ができないので、多くの副業が「白色申告」になります。
帳簿の知識や申告書作成などの知識がなくても「freee」の「白色申告サービス」を使えば、質問形式で確定申告書が作成できます。
アプリを使ってレシートを撮影すれば経費の自動入力なども可能で、収入・経費・固定資産・保険料などを入力するだけで確定申告書の作成が終わってしまいます。
個人的なおすすめは銀行口座とクレカの連携!
個人的には「freee」と銀行口座・クレジットカードを連携しておくことをおすすめします。
他の出費などと混乱してしまわないように、副業関連で使用する銀行口座とクレジットカードを作っておいて連携サービスを利用することで、入出金や利用明細が「freee」に自動で取り込まれるため、ユーザー自身が入力作業する手間が省けます。
ホントにほぼ自動で書類やデータができあがってしまいます。
副業の確定申告書が完成したら「電子申告」で更に控除額を増やす!
副業の確定申告書が完成したら、次は「電子申告(e-Tax = イータックス)」を利用することで税務署に行かずに申告書が提出でき、更に控除額を増やすことができます。
■メリット
・2020年分の確定申告から「電子申告(e-Tax)」で控除額が10万円上乗せに
「freee」には無料の「freee電子申告開始ナビ」というものがあり、「電子申告(e-Tax)」の利用開始までの準備をナビゲートしてくれます。利用のために準備が必要ですが控除額も上乗せされますし、「電子申告(e-Tax)」での申告も簡単なのでデメリットはないと個人的には思います。
最後に
このように初めての方は、「個人で副業の確定申告をする方法」と聞くととても難しいイメージを持たれるかと思いますが、実際にツールやサービスなどを利用するとホントに誰でも簡単にできてしまう時代になっています。
簡単に誰でも副業が始められるように、確定申告も簡単にできるので躊躇することなく副業に挑戦してもらいたいです。
また、月・年契約などではなく、税理士さんに単発で確定申告をお願いする方法もあるので、帳簿などになれてきたら、その方法での確定申告でも良いですね!↓
副業で大きく成功できれば、フリーランスになることもできます。
その場合の確定申告の方法についても記事化していますので、是非参考にしてみてください。↓
それでは、À bientôt!