みなさんこんにちは!
Passing Note(パッシングノート)のWataruです。
海外旅行や留学、海外出張、ワーキングホリデーなど、海外に行くときには欠かせないクレジットカード(デビットカード)ですが、海外での使用方法や利用できるサービスなどを把握しておかないと思わぬ落とし穴にはまり、楽しいはずの海外での時間が台無しになってしまうことがあります。
また、「加盟店だから自由に使える」や、「保証が付いているから安心」などと思っていても、海外で実際に問題に直面すると、うまく対処できないこともあります。
そこで今回は海外に行く際に、さまざまな種類のあるクレジットカードの中から、どういったものを選んだほうが良いのか、どういった問題点が潜んでいるのか、そして使用時の注意点などを解説していきます。
海外にクレジットカードを持っていく際に注意するべきこと
海外にクレジットカードを持っていく際には、まずカードブランドを慎重に選ぶ必要があります。
VISAやMASTERカードであればほとんどのカード対応の場所で使用できますが、JCBに関しては日本のクレジットカード会社で、アジア圏においては加盟店舗が比較的多くありますが、欧米ではどこでも使えるわけではありません。
そのためVISAやMASTERカードが選べるのであれば、そのどちらかを選ぶと、より多くの海外の店舗やECサイトで買い物ができるようになります。
海外でクレジットカードを使うなら海外事務手数料の比較を
日本から海外にクレジットカードを持っていき、店舗やECサイトなどで決済を行うと、適応されるその時点での為替レートに加えて、カード会社がそれぞれ定めている海外事務手数料(海外利用手数料)が上乗せされます。
いくつか以下に例を挙げておきます。
・三井住友銀行クレジットカード:VISA・MASTER、適応為替レートに2.20%(消費税込み)を加算
・楽天カード:VISA・MASTER、適応為替レートに1.63%(消費税込み)を加算
このように同じVISAやMASTERでありながら、楽天カードでは海外事務手数料が安くなっています。
海外事務手数料だけでなく、年会費やポイント付与などの利率などを踏まえて、利用方法によって一番お得になるカードを選択しましょう。
海外から発信できるクレジットカード専用窓口があるのか確認
海外では日本以上にスリや強盗、スキミングなどの被害に遭うリスクが高まります。
そういった被害に遭ったわけではありませんが、私もクレジットカードを使用したことで、以下のようなトラブルに巻き込まれたこともありました。

フランスのセルフのガソリンスタンドで給油をした際に、デポジットとしてガソリン代を含めて合計で150ユーロも引き落とされていることに後日気づきましたが、フランスは銀行がクレジットカードのシステムを管理していることがほとんどなので、そのガソリンスタンドの窓口に連絡しても「銀行に確認してくれ」の一点張りで非常に困りました。
その銀行に電話しても「あなたのカード会社の問題」だと言われ、結局日本のクレジットカード会社に連絡することになりましたが、当時利用していたクレジットカード会社はフリーダイヤルしか設けられておらず、海外からの国際電話では掛けられませんでした。(+81からダイヤルする場合は0120には掛からないようになっています。)
日本の窓口とメールでのやり取りにかなり時間を費やし、「デポジットで後日返金される」という原因が判明するころには、すでにデポジットが返金されていたので問題なく終わりましたが、当時はあれがスキミングなどだった場合のことを思うと恐怖を感じました。
結論としては、そのクレジットカード会社が、「海外からでも対応する海外専用窓口を設けているのか」と、「0120のフリーダイヤル以外の問い合わせ電話番号を設けているのか」が重要だと言うことです。
海外のATMではクレジットカードでの引き出しがキャッシングに
海外旅行や留学、海外出張など、クレジットカードを持っていくことはもちろんですが、デジタル化が日本より進む海外でも現金が必要になる場面が多少あります。
そこで海外のATMでクレジットカードから現金を引き出そうとすると、海外キャッシングになり、限度額までは現金を引き出すことができますが後々多額請求などにつながる可能性もあるので注意が必要です。
海外のATMで現金を引き出す機会があると予測できる場合は、デビットカードを使うと、日本の銀行口座にある金額のみしか引き出せないので安心して利用できます。

もちろん、デビットカードのカードブランド(VISAやMASTER)加盟店であれば、クレジットカードのように使用して買い物が楽しめます。
使いすぎてしまうのが心配な方は銀行口座にある金額分のみしか利用できないデビットカードを持っていき、それでも足りない場合にクレジットカードを使うといった合せ技で切り抜けると良いかもしれません。
最後に
海外旅行や海外出張、留学、ワーキングホリデーなど短期間の海外滞在で日本のクレジットカードやデビットカードを持っていくのは問題ありませんが、それらのサービスは日本の居住者用のサービスなので、国外転出届を提出した方は基本的に日本の銀行口座やクレジットカードサービスなどを利用することができません。

非居住者で、うまくお金の管理やクレジットカードやデビットカードを使った決済をしたい方は、ワンストップで上記のような問題が解決できる「Wise」を使用することをおすすめします。↓

それでは、À bientôt!!!