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海外でのクレジットカード支払い通貨の選択時は「現地通貨」

クレジットカード&デビットカード

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みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。

ワーキングホリデーや留学、海外出張などなど、海外で日本のクレジットカードを使う機会は良くあります。海外では多くのお店で、クレジットカードリーダーを導入しており、クレジットカードを挿入、暗証番号を入力して決済します。

しかしそのクレジットカードリーダーで、「現地通貨建て」で支払うか、「日本円建て」で支払うか、選択できる場合があります。「どちらを選んでも一緒じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は大きな落とし穴があったのです。
今回は「どちらを選んだほうがお得なのか」、そして、そもそもなぜそのような選択肢が存在しているのか、その仕組みなどを紹介していきます。

クレジットカード支払い通貨は必ず現地通貨を選択

私が今まで訪問した国は、フランスやイギリス、アメリカ、イタリアなどですが、各国の店舗やウェブサイト(アマゾンなど)で、日本のクレジットカード使う際に、「現地通貨」か「日本円」かどちらで支払いをするのか、選択肢が表示される若しくは、店員さんに聞かれることがあります。

海外によく行かれる方は経験したことがあると思います。

みなさんはここで、「円で支払ったほうが安心だし、為替レートの計算がめんどくさいから円にしよう!」と思って、「円建て」でクレジットカード払いをしていませんか?

これは結構「損」している可能性が高いです。

まず、理由などは後述するとして、「現地通貨」か「日本円」支払いか、為替レートで計算し、比較しても数百円、買い物の金額が高い場合はそれよりも上乗せされていることが多いです。

私はなぜこんなシステムが導入されているのか、今まで疑問に思いながらも、お得な「現地通貨」払いを選択してきました。

実際クレジットカード会社の手数料以上の上乗せも!

海外で日本のクレジットカードを使う場合は次のように、ショッピングの総額が計算されます。

利用金額×為替レート(円)×各クレジットカード会社の事務手数料=請求総額

「為替レート」に各クレジットカード会社が設定している「事務手数料」が追加されることがほとんどで、楽天カードの場合は、

「Mastercard→1.63%」
「American Express→2.00%」
「Visa→1.63%」
「JCB→1.60%」

となります。

しかし、海外で「円」を選択して支払いした場合は、この事務手数料を追加した金額よりも高くなっています。もちろん為替レートは常に変動し続けているので、買い物した際と、実際に為替レート計算したときと、若干の誤差がでることはありますが、それを考えても「円建て支払い」の場合は、大きな額が上乗せされています。

加盟店が独自の為替レートを設定 利益を得ている可能性も

なぜこのようなシステムが導入されているのか、調べてみると、三井住友カードのサイトに次のような記述がありました。

「お店によっては、現地通貨、日本円(JPY)どちらで決済を希望するか選択いただける場合があります。
日本円を指定した場合、その場で支払金額を確定できるメリットがありますが、お店が決定した為替レートで日本円に換算されることから、弊社で日本円に換算する場合に比べて割高になる可能性がありますのでご注意ください。」
(出典:三井住友カード 海外でのご利用にあたって https://www.smbc-card.com/mem/service/sec/kaigai01.jsp)

要するに、「円で分かりやすく請求金額が分かるように選択できますが、加盟店が独自に設定したレートが適応されますよ〜」ってことです。

例えば、買い物したときの為替レートが1ユーロ=120円だったとしても、「加盟店が決定した為替レート」によって計算されるため1ユーロが120円以上になる可能性があるとしているのです。

というより、私の経験上通常の為替レートよりも100%高くなっています。

「その利益がどこに行っているのか?カード会社か加盟店?」と思ってしまいますよね。

加盟店側が「知っている場合」&「知らない場合」がある!

この上記の事実を加盟店側が「知っている場合」もあれば、「知らない場合」もあります。「知らない場合」はただ単に選択すれば良いのですが、「知っている場合」は、円建てでの支払いを迫ってくる可能性もあるのです。

現に私も「円建てのほうが分かりやすいので、円建てで支払いを選択したらどうですか?」などと言われたことがあります。

損をするので、「現地通貨が良いですっ!!」と意志を強く持って対応してください(笑)

また、日本のクレジットカードだけでなく、海外のクレジットカードでも同じことが言えるようです。

英文となりますが、Geoffrey Morrison氏がForbesで「Should You Pay in Local Or Home Currency When Traveling?」という記事を寄稿しており、海外在住の方で海外のクレジットカードをお持ちの人も、「現地通貨」で支払うほうが良いということが書かれています。

最後に

私はアジアだと韓国しか行ったことがないのですが、香港やマレーシアなどに行った友人・知人も、同じシステムを導入している店舗があると言っていたので、欧米だけでなくアジアなどでも注意が必要なようです。

外貨両替よりも為替レートや手数料が安くなるということで、海外でクレジットカードを使う方が多い中、「日本円」を選択して支払ってしまったがために、外貨両替をしたときよりも多くの請求金額にならないように、是非とも気を付けてもらいたいです。

因みに海外に持っていくのに、個人的には便利なデビットカードをオススメしています。記事も書いていますので、是非ともチェックしてみてくださいね!↓

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それでは、À bientôt!!!

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