みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
過去の記事でも紹介しましたが、非居住者になると一部の例外を除き国内居住者向けのサービスである銀行口座の保有と、クレジットカードの発行・所持ができなくなります。↓

日本では銀行振り込みやコンビニ決済などがあり、現金での支払い方法が多く存在する一方で、どうしてもクレジットカードでなければならない場面もあります。
中には、現金を持ち歩きたくなくて、日頃からクレジットカードで支払いをしているという人も多いのではないでしょうか。
「海外で発行されたクレジットカードを使用すればいいのでは?」という声が聞こえてきそうですが、店舗やECサイトによっては海外発行のクレジットカードの使用をブロックしているところもありますし、海外での使用手数料が上乗せされます。
また、日本に帰って家族や親戚からお小遣いをもらう方もいるかもしれませんが、そういった場合もクレジットカードがなければ、そのまま現金で使用するしかありませんよね。
こういったことを踏まえて今回は、日本のクレジットカードを持っていない非居住者が、一時帰国をした際にクレジットカード決済をする方法と、クレジットカードを所持する方法を紹介していきます。
日本へ一緒に一時帰国した外国人パートナーの方でも、この方法であれば簡単に日本のクレジットカードが持てるので、是非参考にしてみてください。
非居住者が一時帰国で使うクレジットカードならバンドルカード
非居住者が日本のクレジットカードを一時帰国時に作ろうと思っても、一定の条件を満たさない限り、審査も通りません。
そこでおすすめしたいのが本人確認書類も不要で最短数分で作成できるVisaプリペイドカード「バンドルカード(VANDLE CARD)」です。
バンドルカードには実物のVisaプリペイドカード「リアルカード」と、オンラインショッピングのみ使用可能な「バーチャルカード」があります。
オンラインショッピングのみで使うことができるバンドルカードの「バーチャルカード」であれば、無料で即時発行でき、すぐに利用することが可能。「リアルカード」は発行手数料などが掛かりますが、本人確認書類などがなく手元に届き次第、コンビニなどでチャージすれば実店舗とオンラインショップで利用できます。
いずれもプリペイドカードで本人確認書類が不要で誰でも発行できるので、外国人パートナーであっても所持・利用することが可能です。
バンドルカードのほかのプリペイドカードと異なる点は、親の承認があれば18歳未満でも発行が可能というところですね。
コンビニでも簡単に購入できるVisaプリペイドカード
そのほかにもコンビニのギフトカードコーナーで見つけられるVisaプリペイドカードもあります。
しかし、コンビニレジでチャージしてチャージした分を使用したらそれで終わりという「使い切り型」であることが多いため、繰り返しチャージして使える「チャージ型」を発行したい場合は、VISAプリペイドカード会社のオンライン申し込みフォームから申し込みをして手に入れることができます。
しかしこの場合、申請時に本人確認書類の提示が求められたり、受け取りの際も必要だったりするので、日本の本人確認書類を持っていない場合は申請できませんし、年齢制限のために申し込みができない場合もあります。
オンラインでのみ利用可能なVisaプリペイドカードであれば、コンビニに設置されている端末から簡単に申し込みが可能です。
世界各国で使用できるデビットカードは最強の選択かも
日本を含めて世界中で発行できる「Wiseデビットカード」も、海外在住者ならかなり利便性が高い決済方法になり得ます。

Wiseを簡単に説明すると、世界各国の通貨を無料の「マルチカレンシー口座」でワンストップ管理ができ、現地で決済する際は現地の通貨で決済されるほか、銀行よりも格安かつすばやく送金することが可能です。

また、いろいろな国の方とビジネスをしている場合でも、相手国の銀行口座を保有しているかのような状態にし、クライアントの希望通貨で請求書を発行できます。
Wiseデビッドカードなら、現地の通貨を保有していればそこから支払いが行われ、外貨決済手数料などがかからず、リアルタイムの為替レートに近い金額で決済ができます。
マルチカレンシー口座に該当する通貨がない場合でも、両替手数料が一番安い通貨を自動で利用して決済することになるため、手数料などを大幅に抑えることが可能です。
このように、Wiseのサービスを利用しておけば、日本だけでなく世界各国を旅行する際にも、外貨両替などをする手間が省けますし、複数の通貨を簡単に管理できるようになるため、個人的には海外在住者や旅行が多い方などにとって最強なサービスではないかと思っています。
最後に
「キャッシュレス決済」が広く普及している日本ですが、それでも海外と比べるとまだまだ現金が必要な社会です。
現金がある程度持っておくことが必須ですが、残りは一時帰国時の安全確保やいざというときにのためにも、クレジットカード(プリペイドカードやデビットカードも)を持っておくと良いです。
外国人は在留カードを持っていないと、日本での口座開設やクレジットカードの発行が難しいので、プリペイドカードやデビットカードは決済方法の選択の1つになるのではないでしょうか。
それでは、À bientôt!!!