※本ページはプロモーションが含まれています

海外の運転免許証で一時帰国時に空港から運転を開始する方法

一時帰国

※本ページはプロモーションが含まれています

海外で運転免許証を持っていて、それをもとに海外当局から国際免許証を発行してもらい日本で運転しようと思っている人、「少し立ち止まって調べてください」。実は日本で違法になる場合があります

今回は一時帰国時に海外の運転免許証で、空港からすぐに運転する方法を幾つか紹介していきます。

実は運転する手段は国際免許証の所持だけではないんです。

そのほかにもJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)による「外国運転免許証の日本語翻訳文」を所持することで運転ができます。

「でもそれは海外送付してもらえないし、空港から運転を始めることは不可能でしょ」と思っている方、これも実が誤りで事前に手に入れて空港から運転を開始する方法があります。

今回はその取得方法や、海外での受け取り方若しくは空港での受け取り方などを紹介していきます。

海外で発行された国際免許証が日本で有効とならないケース

海外の運転免許証を持っている人は、現地当局に国際免許証を発行してもらって、日本で運転しようと思うかもしれませんが、以下の1点だけは必ず留意しておく必要があります。

その国際免許証が『「ジュネーブ条約」に基づく国際免許証なのか』ということです。

厳密には、ジュネーブ条約締約国が発行し、同条約で定められた様式なっている国際運転免許証」でないと日本で運転することができません。

私もフランスの運転免許証を持っていてジュネーブ条約締約国だったので、「一時帰国するときに国際免許証を発行してもらえば、日本で運転できる」と思っていたのですが、実は発行はされるけれど、運転したら違法になってしまうことにギリギリで気付き事なきを終えました。

「なぜ?!ジュネーブ条約締約国の国際免許証だったら大丈夫じゃないの?」と思うかもしれませんが、“同条約で定められた様式なっている国際運転免許証”というところが重要で、実はフランスは定められた様式では発行していないため、仮に発行されたとしても運転してはいけません。

ここも注意が必要なのですが、フランスで国際免許証を発行してもらう際は、どこの国で運転するのかなどの確認がない場合があるため発行自体はされてしまい、あとは自己判断になってしまうのです。

実際、私の知人で運転をしていて警察にとめられた際に国際免許証を提示して、初めて違法であることに気付いた人もいました。

警視庁の「外国免許・国外運転免許証関係/ジュネーブ条約締約国等一覧」のページにおいて、どの国が同条約の締約国なのかの確認ができるので、国際運転免許証で運転しようと思っている人は一度見てみることをおすすめします。

JAFに「外国運転免許証の日本語翻訳文」発行してもらう方法

それでもジュネーブ条約締約国でない国、国際運転免許証の様式が合致しない国の運転免許証を持っている人でも、日本で運転する方法があります。

それがJAFの「外国運転免許証の日本語翻訳文」を一緒に所持することです。

詳しい発行方法などは以下のリンクカードの記事で紹介していますので、気になる人は是非チェックしてみてください。↓

フランスの国際免許証では日本で運転が不可!日本語翻訳文の取得を
みなさんこんにちは! Passing Note(パッシングノート)のWataruです。 フランスでは長期滞在許可証を取得後、1年以内であれば日本の運転免許証をフランスの運転免許証に切り替えることができます。 そのフランスの免許証を使って日本...
フランスの運転免許証で日本帰国時に運転する方法を紹介!
Bonjourこんにちは! Passing Note(パッシングノート)のWataruです! 以前、「日本の運転免許証をフランスの運転免許証へ切り替える方法」の記事でフランスの運転免許証への切り替え方法や、必要書類などについて紹介しました。...

海外から一時帰国をして日本の空港から運転を始めようと思ったら、この「外国運転免許証の日本語翻訳文」の受け取り方が重要なポイントとなりますので、次で説明していきます。

海外で「外国運転免許証の日本語翻訳文」を受け取る方法

「外国運転免許証の日本語翻訳文」を受け取る方法として考えられる方法は2つあり、まず1つは日本にいる家族などに、海外の住所まで国際郵便で送ってもらうことです。

これは海外在住者が受け取る方法としては一番確実な方法ではありますが、「日本でJAFに同翻訳文を発行してもらうまでの期間+国際郵便で現地まで届く期間」を考えると、一時帰国までかなり日数がないと家族に依頼することができません。

それに私自身、何度も経験していますが国際郵便(実際には海外現地の郵便局)による紛失や盗難などのリスクもあります。

ではどうするのがリスクが低く、より確実に受け取ることができるのか。

それは『日本の到着空港で受け取る方法』です。

日本の空港で「外国運転免許証の日本語翻訳文」を受け取る方法

日本の空港で受け取るとお伝えしましたが、「空港の郵便局で受け取る」が正確です。

日本の郵便局では『郵便局留め』といって郵便物の宛先を郵便局の住所にし、その窓口で受け取ることができるサービスがあります。

【帰国時に便利】空港での郵便や荷物の受け取り方を解説
みんさんこんにちは! Passing Note(パッシングノート)のWataruです。 帰国時に空港ですぐに郵便や荷物の受け取りをしたいと思ったことがありませんか? 例えばフランスの運転免許証から作った国際運転免許証では、日本で運転ができな...

この「郵便局留め」を利用するための特別な料金などは不要で、代金引換や着払いも可能。空港の郵便局の窓口で本人確認書類を提示して、郵便物が到着してから10日以内に受け取ることが条件となります。

便利な反面、以下の3点に注意が必要です。↓

1. 郵便物到着後、10日以内に受け取らないと差出人へ返送されること
2. 郵便局がある空港でないと利用できないこと
3. 空港到着時に窓口営業時間内であること

特に3.は、飛行機の空港到着時間が早朝だったり夜遅かったりすると、窓口が開いておらず受け取れないという事態になってしまうので、しっかりと時間を確認しておきましょう。

とにかく「ジュネーブ条約締約国から発行され、同条約で定められた様式なっている国際運転免許証」若しくは、「海外の運転免許証+JAFの日本語翻訳文」を所持している場合は、空港からレンタカーなどを利用して車をすぐに運転できます。

【通話も可能】一時帰国なら「データ通信専用SIMカード」がおすすめ!
みなさんこんにちは! Passing NoteのWataruです。 海外在住の方や仕事で駐在してる方など、一時帰国する際にスマートフォンのSIMカード(シムカード)がないと、WiFiのある場所でしか日本国内の家族や友人と連絡が取れず、非常に...

レンタカーの場合はそのサービスの提供会社から、日本では違法になってしまう運転免許証なのかどうかの指摘があると思われますが、家族や知人の車を借りて運転する場合は自己判断・責任となります。

警察にとめられてから気付いては遅いので、日本で運転できるのか自身で念入りにチェックしておきましょう。

SNSでシェアする
タイトルとURLをコピーしました