みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
留学・ワーホリ・海外出張など、海外にお金を持って行くと言っても、色々な方法があるため、それぞれの場合によってどれが効率的でお得、そして便利なのか選べないという方も多くいると思います。
今回は留学・ワーホリなどを経験して、普通の人よりは多くの方法を試してきたと自負する私が、それぞれのケース別に海外へのお金の持って行き方を紹介していきます。
留学やワーホリ、海外へのお金の持って行き方はTransferwise!
留学やワーホリ、海外出張などでお金を持って行くときには、外貨両替で日本円を外貨に両替して現金で持って行くとまず考えてしまいがちですが、実際は為替レートや手数料などが高いためおすすめしません。
こういった外貨両替所で両替をすると、例えば為替レートが1ドル100円だったとしても、1ドルを得るのに120円が必要になるなど、実際考えていた金額よりもかなり損した気分になることが多いです。
そこで海外にクレジットカードやデビットカードを持って行き、現地でカード払いをするといった方法もありなのですが、実際これも手数料が上乗せされてしまいます。
特にクレジットカードやデビットカードは、海外のATMでも現金を現地通貨で引き出すことが可能ですが、海外ATM手数料がかかるなど更に高くなります。
もちろん万が一のときには重宝するクレジットカードとデビットカードなので、1枚ずつあると便利です。
でも実際現地である程度長期滞在するのなら、【Wise(旧称:Transferwise=トランスファーワイズ)】を利用すると、海外送金手数料などだけでも数千円抑えられますし、海外口座への着金日数もかなり少なくて済みます。
海外に1,000円を送ると、ほとんどの銀行で海外送金手数料のほうが上回るのでマイナスとなりますが、Transferwiseなら手数料が少ないのでしっかりと海外送金できます。
金額によっては毎回数千円もお得になるので、使わない手はないです。
Transferwiseと各銀行などの海外送金を使った場合の比較
では留学・ワーキングホリデー・海外出張などでTransferwiseがどのように活躍してくれるのか解説していきます。
Transferwiseで例えば1,000円を送金したとします。(あまり1,000円だけ海外送金する人もいないと思いますが。。)
そうするとロイターから取得した為替レート「ミッドマーケットレート」において、1ユーロが125.280円で円をユーロに換金して送金する場合、Transferwiseの海外送金金額と手数料、各銀行の海外送金金額と手数料は以下のようになります。↓
Transferwise | 手数料65円 | 7.46ユーロ |
楽天銀行 | 手数料1,750円 | – 5.92ユーロ |
新生銀行 | 手数料2,000円 | – 7.89ユーロ |
SMBC信託銀行プレスティア | 手数料3,500円 | – 19.65ユーロ |
三井住友銀行 | 手数料6,000円 | – 39.70ユーロ |
ソニー銀行 | 手数料6,000 | – 39.70ユーロ |
となります。
Transferwise以外は手数料が送金金額を上回り、受けとり金額がマイナスになっていることが分かります。
また、送金手数料が安い楽天銀行と比較しても1,500円以上も手数料が安いことが分かります。
それぞれの送金金額での手数料と受けとり金額が知りたい方は、こちらのシミュレーションを使ってみてください。↓
Transferwiseでは簡単にまとめてしまうと海外送金ではなく、日本 ⇒ ヨーロッパの送金の場合は、
2. 日本のTransferwiseの口座 ⇒ 海外のTransferwise口座に移動
3. 海外のTransferwiseの口座 ⇒ 受取人の銀行口座に振り込み
こういった流れで、大幅に手数料が抑えられる理由の1つとなっています。
送金する側と受けとり側の双方がTransferwiseに登録する必要はありません。
送金する側のみが利用登録をして、海外の銀行口座を指定します。
留学やワーキングホリデーなどで両親などから生活費を貰ったり、海外出張で日本にあるTransferwiseのアカウントを利用して自ら送金したりできます。
銀行から海外送金などをする場合は、その目的などを詳しく聞かれたり、書類への記入などが必要だったりと面倒なことが多いですが、Transferwiseならオンラインで送金額や銀行口座情報を入力するだけで完結させられる点もメリットの1つです。
非居住者ならアカウント利用登録にマイナンバーカードは不要
既に海外にいて非居住者扱いになっている人でも、アカウント利用登録の際に「現在、日本に居住していない」をクリックすると、登録した日本の住所に書留が送られてきます。
それを家族などに代理で受けとってもらい、中に書かれているアクティベーションコードを入力することで、正式に利用を開始することができます。
最後に
Transferwiseで送金するお金が家族からの生活費だったり、ちょっとしたお小遣いなどなら問題はありませんが、日本で発生している報酬などを送金する場合は、各国の税制によって課税対象になるのか確認する必要があります。
全く悪いことをしていなくても定期的に多額の送金を行うと怪しまれてしまうことがあるので、法律などを理解した上で利用すると良いですね!
それでは、À bientôt!!!