みなさんこんにちは!
Passing NoteのWataruです。
イギリスではストライキや、工事や整備などによって、英仏海峡トンネルを通ってイギリスとヨーロッパ大陸を結ぶ「ユーロスター(Eurostar)」が遅延・キャンセルすることがあります。
また、フランス・パリと繋がっているため、フランスでストライキやデモが起きるとキャンセルのなることもあるのです。
ユーロスターが遅延・キャンセルした場合、返金や日程変更ができ、補償を受けることができます。今回は、その内容と申請方法などについて解説していきます。
ユーロスターが遅延 その時間に応じて「eバウチャー」を
ユーロスターがストライキなど、何らかの影響によって、遅延した場合はその時間に応じて、後日ユーロスターを利用する際の割引券「eバウチャー」がもらえるようになっています。
遅延時間とeバウチャー割引率は以下の通りです↓
・60分〜119分 ⇒ チケット代の25%分の「eバウチャー」
・120分〜179分 ⇒ チケット代の50%分の「eバウチャー」
・180分以上 ⇒ チケット代の75%分の「eバウチャー」
が提供されます。
ユーロスターの運営システム上、遅延した列車が目的地に着いてからデータの集積が行われるため、「到着してから24時間後」に、ユーロスターの「補償の申請」ページで申請しましょう。氏名・予約番号・チケット番号などを入力するだけで、簡単に申請することが可能です。
因みに、「eバウチャー」の割引率は、支払った通貨をもとにして計算されます。
また、遅延して現金で返金してもらいたい場合は、
・60分〜119分 ⇒ チケット代の25%分の返金
・120分以上 ⇒ チケット代の50%分の返金
がされることになっています。
こちらの「払い戻し請求」のページから申請が可能です。
運行キャンセルになった場合の変更は無料!
乗るはずだったユーロスターの運行が、ストライキなどでキャンセルになった場合は、無料で日程の変更可能となります。チケットを購入する際に入力したEメールに、手続きの詳細が送られてきますが、基本的にホームページ上、若しくは窓口で手続きが必要です。
ホームページ上では、「Online Free Exchange tool(オンライン無料変更ツール)」が使用できるようになり、予約番号と氏名を入力して、変更したいユーロスターの日時を選択するだけ。とても簡単に手続きが完了します。
英語となりますが、ユーロスター公式チャンネルの手続き説明動画もありますので、是非御覧ください。
ユーロスターの運行がキャンセル 返金の申請を
ユーロスターの運行がキャンセルになった場合は、返金の申請ができます。この場合、返金方法を2つから選べます。「eバウチャー」若しくは「現金」での返金です。
こちらのページに、キャンセル情報や状況などが表示され手続きができます。
ユーロスター「運行中止時の支援」
また、これはできれば経験したくないことではありますが、遅延して駅で待っていたのに、キャンセルになった場合は、全額返金と遅延時間の長さに応じて「eバウチャー」が提供されます。
最後に
遅延の場合は駅の電光掲示板若しくは窓口で情報が得られますが、キャンセルに「なる」、「なった」場合は、登録したEメールに各情報が送られてきます。
乗り継ぎなどでキャンセルになるなど止む終えないときは、ホテル代や交通費、代替列車代、飲食代などが補償される場合もあるということなので、窓口やホームページ、Eメールをしっかりと確認したいところです。
飛行機やフランス国営鉄道の「SNCF」が、ストライキなどでキャンセルになった場合の手続き方法なども、記事で紹介しています。是非ご覧になってくださいね!↓
それではÀ bientôt!!!