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海外在住者は一時帰国時に戸籍謄本を取得できないケースも

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みなさんこんにちは!
Passing Note(パッシングノート)のWataruです。

海外在住者(非居住者)は国内居住者と同じくらい、若しくはそれ以上に戸籍謄本が必要になる場合が多く、郵送申請や日本の家族に代理申請をお願いして発行してもらうと思います。

一時帰国のついでに戸籍謄本を発行しておこうと考えて足を運ぶ人も多くいます。

しかし、海外在住者が一時帰国者して戸籍謄本の発行申請をしても、受け付けてもらえないケースが発生しているのです。

今回はどういった場合に受け付けてもらえないのか、またその対処方法を紹介していきます。

海外在住者が一時帰国時に戸籍謄本を取得できないケースは?

海外在住者が一時帰国時に各都道府県の市区町村の役所に足を運んで、戸籍謄本の発行申請をすることは可能です。

しかしながら、海外在住者はマイナンバーカードや健康保険証などを所持しておらず、本人確認書類はパスポートか運転免許証しか残っていません。

ただ運転免許証は必ず誰しもが所持しているわけではなく(外国の運転免許証に切り替えていたり、そもそも日本で取得していなかったりする)、それがない場合はパスポートで本人確認を行います。

これまではパスポートでの本人確認が可能だったのですが、現在の新しいパスポートには住所の記入欄がなく戸籍謄本に記載のある住所との照会が不可能となっているのです。↓

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そのためそれを理由に戸籍謄本の発行を拒否・受け付けしない役所がちらほら出てきているようです。

本人確認書類がなくとも戸籍謄本の発行申請が受理されるには?

海外在住者が運転免許証を持っておらず、パスポートでの本人確認がされない場合は、戸籍謄本が必要な理由に加えて、海外の顔写真付きの滞在許可証(VISA)や居住を証明する書類(海外住居への光熱費請求書)などを提出、本人しか知り得ない戸籍謄本上の情報を伝えると認められる場合があります。

まとめると以下のようになります。↓

1. 役所で戸籍謄本が必要な理由を伝える
2. 本人確認書類を所有していない理由を伝える
3. 海外の顔写真付きの「滞在許可証(VISA)」や「居住を証明する書類(海外住居への光熱費請求書)」などを提示
4. 本人しか知り得ない戸籍謄本に記載してある情報を伝える

そうすることで役所の担当者が上席の方と話をしてくれて、本人であると確証を持っていただけた場合に戸籍謄本の発行がされます。(必ずしも発行されるわけではなく、その担当者や上席の方の裁量によるかと思います。)

なぜ、このようなことを知っているのかと言うと、私が実際に役所で経験したからです。

私の場合はパスポートを持っていくのを忘れ、さらに運転免許証は外国の運転免許証に切り替えていたため、本人確認書類が全くなく、「滞在許可証」と「外国の運転免許証」を提示しました。

因みに日本のものから切り替えたフランスの運転免許証には、日本の住所が全て記載はされていませんが、幸いなことに発行された県と市の名前が記載されていたので信頼性が高まったと言われました。

この方法でも発行が受付されない、認められない場合は、次に挙げるもう1つの方法があります。

家族に代理で戸籍謄本の発行申請をしてもらうと確実

戸籍謄本は本人以外にも、家族に代理で申請を依頼することができます。

家族と言っても誰でも良いわけではなく、委任状がなくても代理発行を依頼できる人は直系親族(血筋を見たときに本人から一直線につなげられる親族)です。

文字だけ見ると分かりづらいですが、申請者本人の「祖父母・父母・子・孫」が直系親族にあたります。

役所の窓口に代理で行く方が戸籍謄本が必要な理由を伝え、その人の本人確認書類を提示することで発行してもらえます。

こちらのほうが前述した本人が一時帰国して戸籍謄本の発行を申請するよりも確実に、申請が受理されやすいです。

直系親族以外に代理申請をお願いする場合は委任状が必要です。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ご参考にどうぞ。↓

【国際郵送請求も可能】海外から戸籍謄本を取得する方法
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この方法は海外にいながらも、戸籍謄本の申請・発行を依頼することができ、取得後はその人に海外へ郵送してもらうことも可能なので、覚えておいて損はないと思います。

最後に

海外在住者が一時帰国時に戸籍謄本を発行してもらう方法を解説してきましたが、TwitterやFacebookの友人や知り合いからの情報を確認すると、各都道府県・市区町村の役所によって対応が異なるようです。

ただ、私の地元の役所では上記に挙げさせていただいた本人確認書類などの提示で、戸籍謄本の申請が受理・発行されました。

この方法で拒否された場合は、家族(代理人)による申請のほうが確実に発行してもらえるので、そちらの方法をお試しください。

それでは、À bientôt!!!

 

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