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【注意】国際線の片道航空券だけでは入国拒否の可能性があり!

海外旅行

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海外旅行をする人が再び増え始めていますが、海外では日本人にとっての常識や知識が役に立たないことが多々あります。

今回は国際線の航空券の種類によっては、海外の旅行先の空港で入国拒否になる可能性があるため、その理由について実例などを交えて紹介していきます。

結論から言うと、入国拒否の前に経由地で足止めを食らうこともあり得るので、よほどな理由がない限り、国際線は往復の航空券を購入したほうが良いです。

国際線の片道航空券だけの所持では入国拒否されるケースも

国際線の往復航空券や空港への送迎、現地ホテルなどがパックになったツアーの予約をして、海外旅行をする方だけでなく、自ら格安航空券の予約サイトなどで航空券を購入して、ホテルも別で予約するといった上級者もいます。

後者のケースでも、海外から帰国する時期が決まっていないなどの理由でもない限り、国際線の片道航空券のみを購入する方はいないと思います。

しかし、中には旅行だけでなく留学(短期の語学留学などを含む)や海外赴任、海外出張などで、帰国の日程が出国時までに定かではない場合など、片道航空券のみ購入せざるを得ないこともあるのです。

入国される側の国にとっては「その入国者(旅行者)がいつ帰国するのか不明確」で、不法滞在するのではないかという疑いが持たれる可能性があります。

入国管理に関しての法律は各国で異なりますが、法律うんぬんの前に入国審査(空港で入国時、パスポートにスタンプを押してもらう場所)で審査官から「ダメ」と言われてしまえば、どれだけ粘っても入国拒否となります。

こういった理由から前述の通り、大きな理由がない限り「往復航空券を購入しておきましょう」とした訳です。

片道航空券のみの場合、シェンゲン加盟国への入国時には特に注意

片道航空券のみを所持している場合、ヨーロッパ各国、特にシェンゲン協定加盟国(以下、シェンゲン加盟国)への入国時には、ビザなしで認められている滞在期間内に帰国することが証明できる書類や航空券の提示が求められることがあります。

シェンゲン加盟国におけるビザなしの滞在可能期間などについて詳細を以下の記事で紹介しています。↓

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経由国と目的地がシェンゲン加盟国だった場合は、経由国で入国審査が行われます(シェンゲン加盟国へ経由国で入国)。

そのため経由国の入国審査で往復航空券の提示や、帰国日を明示できなければ、入国拒否となる可能性が高まるので注意が必要です。

また、ここまでの流れで仮に入国審査時に片道航空券の提示などが求められず、入国できたとしても滞在中や旅行中に警官などに職務質問などをされ、帰国日の証明ができなければ一時的に身柄を拘束されることもあります。

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片道のみ利用で往復航空券を予約するのも問題に!

ここまでの内容をお読みになられた方の中には「じゃあ、往復航空券を購入して復路(帰国する便)の航空券を使用しなければ良いのでは?」と思う方がいるかもしれません。

確かに、そうすれば海外の各国へ入国する際に往復航空券を所持した状態になります。

しかし、その場合は航空会社から復路を搭乗しなかったことによる差額の請求がされる可能性があります

特に格安航空券ですが、往復航空券は往復で購入することを条件に料金が低く設定されている場合がほとんどで、復路の便(復路の航空券)を利用しないとなると未搭乗扱いとなり、低価格設定ではなかった料金との差額が請求されることになるのです。

また、今回の話とは少し異なりますが、復路の航空券(出国する際の便)を利用しない場合は、それ以降の便が全て(復路や乗り継ぎ便など)キャンセル扱いとなるので注意が必要です。

片道航空券のみで渡航、価格高騰で往路航空券が購入できない事態も

これは実際に私の知人の恐ろしい体験談となりますが、彼はワーキングホリデーで入国し、片道航空券しか所持しておりませんでした。

入国審査ではそのことについて問題になりませんでしたが、現地で航空券代を稼いで購入後帰国しようとしていたのに、流行病によってまともにワーキングホリデーができなくなり、結局金銭面で非常に困ってしまい、両親にお金を借りて復路の航空券代金を工面して帰国していました。

また、海外に行った直後に世界情勢が悪化し、航空券代が高騰し、出国時の3倍から5倍の料金になってしまったがために、復路の航空券が購入できず途方に暮れている人もいました。

このように片道航空券だけを購入していると、予想だにしない事態が発生した場合、復路の航空券が購入できず、入国はできたものの帰国できないといった問題も起こり得ます。

片道航空券だけなのに入国拒否されなかったと喜ぶのは良いですが、ある程度は何が起きても経済的に大丈夫だと言える状況を作っておきましょう。

因みに各国の旅をしてきた経験上、ホテルの予約や航空券の購入は個人で行ったほうが、格安になる場合が多いです。

海外ホテルの予約や海外航空券の購入が、ワンストップで簡単に行えるおすすめの予約サイトを以下サイトとなります。↓

格安航空券エアトリ

お気に入りの条件などで見つけられるので、海外旅行などをされる方は是非ご利用ください。

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