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海外でeSIMを利用する際のデメリットと注意点を紹介

SIMカード

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海外旅行などでeSIMを利用する場合はもちろん、物理SIMカードと異なり抜き差しをせずにすぐにデータ通信ができることや、海外現地で思い立った瞬間から開通まで行えるなど、さまざまなメリットが存在しますが、その一方でデメリットもあります。

今回は実際に各社比較利用してみて感じたデメリットや注意点を、幾つか紹介していきます。

「デメリットがあるので利用しないほうが良い」という内容ではなく、デメリットを把握して適切かつうまく利用していただけたらと思っています。

eSIMがどういったものなのか、そして手続きや契約、設定方法などを簡単に知りたい方は以下の記事にまとめているので、是非チェックしてください。↓

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海外専用eSIMは必ずしも安い選択肢ではないことがデメリット

まず海外専用eSIMデメリットを挙げる上で頭に浮かんだのは、料金が物理SIMカードと比べると高いところが多いということです。(全てのサービスが高いと断定する訳ではありません。)

先に普及している物理SIMカードでは、提供している会社が多く料金設定も安くなっています。

後発のeSIMにおいても料金プランなどは同様に多彩ですが、同等のプラン(〇日間〇GB使用可能など)と比較すると1,000円以上高いケースもあるのです。

それでもeSIMが存在し、そして利用者がいるのには「海外現地で手続き・契約してその場で利用を開始できる」ということが理由の1つに挙げられます。

物理SIMカードの場合は手続き・契約がオンラインで済ませられたとしても、SIMカードの受け取りは難しく(不可能に近く)、海外で利用したいと思ってもできないからです。

海外専用eSIMは現地の電話番号が付かず、データ通信専用のみ

これも物理SIMカードと比較するときに大きなポイントの1つとなりますが、海外専用eSIMの場合は現地の電話番号が付与されるような音声通話対応ではなく、データ通信専用のものがほとんどです。

そのためLINEやFacebook Messenger、WhatsAppなどのアプリの音声通話機能を使用して電話するだけなら問題ありませんが、「海外出張でビジネスの取引先などから連絡が入る」など、どうしても電話番号が必要な場合には適していないと言えます。

また前述の通り、海外専用の音声通話対応SIM(海外の電話番号付き)のほうが安いこともあるので、出国前にあらかじめ日本で契約・手続きを行い、物理SIMが受け取れる余裕のある人は物理SIMのほうが利便性が高いです。

もちろん今後eSIMも価格が下がっていくことも考えらるので、そうなれば物理SIMカードよりも優位性は高まると言えます。

海外専用の物理SIMに関しては以下の記事で紹介していますので、気になる方は是非チェックしてみてください。↓

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eSIMに対応のスマホ機種が少ないことにも注意

対応しているスマホでなければeSIMの利用ができないこともデメリットの1つです。

eSIMはその名の通りスマホに直接埋め込まれたSIMなので、eSIM対応機種なのか確認しておかないと、物理SIMカードしか利用できない場合があるため注意しましょう。

そしてeSIM対応のスマホはまだまだ少ないため、各社の最新機種を購入される方でも本体仕様などをしっかりと確認しておくことをおすすめします。

因みに日本国内の大手キャリアが提供している最新機種であっても対応していないのに、一部の格安スマホが対応しているなど、価格帯は関係ないようなのでその辺りも留意しておく必要があります。

eSIMのセキュリティリスクにも注意が必要

eSIMを利用する際には、セキュリティ上のリスクがあることも理解しておくと良いです。

物理SIMカードと比べてセキュリティ性が高く、安心・安全に利用できるとよく言われていますが、スマホ端末・機種ごとにeSIMが搭載されているため、そのセキュリティ機能や暗号化の性能によっては不正アクセスなどのリスクが高まることがあります。

そのため前述のeSIM対応の機種であるか確認するとともに、その端末に搭載されているeSIMの安全性を確認する必要もあるのです。

このようにさまざまなデメリットや注意点がある一方で、それと同じくらいメリットもあるのがeSIMなので、それを把握しておき物理SIMカードにするのか比較・検討すると良いでしょう。

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